江戸川区 大杉小学校の子どもたちが大活躍
〜中土手と下平井でクリーンエイド と自然観察&ザリガニ釣り〜

 6月28日、江戸川区立大杉小学校の4年生50名と父母・教師、約70名が、荒川と中川の間にある中土手 で、クリーンエイドと水質調査を行ない、そこでお弁当を食べて、午後は、五色池で自然観察とザリ ガニ釣りを行ないました。たいへん暑い日でしたが、子どもたちは元気よくゴミ拾いや水質調査をや り、とりわけ午後からのザリガニ釣りでは、面白いほど良く釣れ、多い子は一人で20匹も釣って持 ち帰りました。

 何よりも感心したのは、 4年生が自分たちで、池の下見をし、ザリガニ釣りをするにはなにが必要か話し合い、学年全員を道 案内してきたということでした。この行事の感想を、早速全員がそれぞれ「五色池新聞」などに書い て、送ってくれました。

  大杉小学校の子どもたちは、7月18日にも、今度は4年生が3年生を案内して、合計100人以上 の児童と先生・父母が荒川の下平井干潟でゴミ拾いとシジミ捕りなどを行ない、中土手で弁当を食べ て、午後はまた、自然観察やザリガニ釣りなどを行ないました。五色池の水が少なくなり、ザリガニは 、前回ほどは捕れませんでしたが、その代わりに、ギンヤンマをはじめさまざまなトンボやバッ タ、蝶などを見たり捕まえたりして、自然を満喫して帰りました。

  また、当日は、佐藤がひとりで案内しましたが、下平井で投網を打ち、大きなニゴイをはじめ、スズ キ、ボラ、マハゼ、などが捕れ、荒川にもたくさんの魚がいることが子どもたちに伝わったと思い ます。

      

8・9日 観察会の報告

雨不足を実感!貯水率0%の五色池

 8月19日五色池に着くと、池の水が無い!完全に干上がっていました。タマコも、 スーパー1号池も、水が無い!すっからかんの五色池。あんなに居た、ザリガニ の姿も見当たりません。この日MXテレビが取材に来ましたが、水の無い状態が 放映されるのです。ちょっと寂しいですね。何人かのインタビューや、作業風景 を撮影しています。その様子は、9月30日(日)正午放送されます。

 生き物大好き高校生の吉武宏晃君、今回五色池デビューをしました。その吉武君と、 池の底を見ていて、気づきました。底の地形がまったいらで、起伏が無いし隠れる石も無い、 これでは生き物は安心出来ないのでは?まず、回りに転がっている石を、適当に池の底に転が し、埋もれている石も掘り起こしました。これが、 思ったより大きく、藤原さんと二人がかりで掘り起こしているところを、TVカメラでバッチリ取 られました。その後、吉武君、藤原さん、僕とで、中の島の後ろ側、このあたりが一番深いよう で、まだ泥状で湿り気もあったので、ここに起伏を付ける事にし、スコップで掘ると、その湿り 気の中に、ザリガニ、ドジョウ、クロベンケイガニが、しっかり(シブトク?)と生きていました。 そんな姿をみて、タクマシイ!その言葉しか思い付きませんでした。カニ達はトン汁の具にはせず 、放流しました。ザリガニは食べごろの大きさだったんだけど。。。。。 草もきれいに刈り、炭焼 きドラム缶にまた、火をつけました。次回完成か?

 水の無い池の周りを、ギンヤンマ、シオカラトンボ等が飛び回り、タマコで たぶんアオダイショウらしき蛇がヨシの茂みに逃げ込みました。その他に、ニホンカナヘビ二匹、 ベニシジミ、カマキリ、茶褐色のキリギリス、等々確認が出来ました。最近、自然観察の時に生き物 の名前を、白地図に誰も書き込まないんですよ・…!  

8月19日の報告は、以上ですが、吉武君から感想文が届いていますので、記載します。

 『初めて五色池に行きました。池に着くとびっくりしました。とても暑い日が、続いたこともあ って、土が完全にひからびていて、池の水が全くと言って良いほど、無かったからです。  土を掘ってみると、生き物(ザリガニ、クロベンケイガニ、ドジョウ)が土の中のわずかな水分 で、ひっそりと生きていました。雨が降って、池に沢山の生き物達が戻ってきたらいいと思いま す。また、参加して色々なことを調べてみたいと思います。』     吉武宏晃  

吉武君は、生き物や自然などに興味がある素晴らしい高校生です(まるで僕の高校時代みたい?)。  
みんなで雨乞いをしながら、五色池でまた楽しみましょう。

レポート橋本浩基

 

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